★ ごあいさつ
この6月は、なかなかさわやかな日が続いて、過ごしやすいNYでした。しかし、後半から急に真夏がやってきた。。。
とたんにお花がかわいそうになります。あまり長持ちしませんからねぇ。
しっかり水揚げをして、こまめに面倒をみてあげましょう。
そのやり方は、ブログにアップしているので、ご参考にどうぞ。
★ 今月のお花つれづれ
【 2006 年度の花の統計いろいろ 】
花の雑誌、フロリスト・リビューによると、 2006年度は、前年に比べて5.5%も花の消費があがったとのことです。
アメリカの消費者センターの統計によると、花やプラント(植物)に対して$20.8ビリオン、約20兆円消費したとのこと。なかなか、すごい数字ですね。
しかし、一人当たり国民としてどのくらい花に対して使ったとなると、アメリカのその比率は、ヨーロッパほどではなく、世界的にみて17番目です。
日本は世界4番目で、一人当たり年間消費額は、73ドル。約6000円くらいでしょうか。ダントツ一番は、さて、どこだと思います?
ヨーロッパのスイスで、一人当たり109ドル。次いで、ノルウェイが80ドル、3番目にオランダで75ドル。ほぼ同じくらいが日本。そして5位がオーストリアで61ドルとなりました。
ふーん、オランダはわかるけど、スイスやノルウェイがすごいとは。。。以外でした。イギリスやフランスはどうなんでしょうね。(ここには載っていませんでした。)
アメリカは、$ 29ドルだそうですが、年間20兆円も動く業界ですから、さてその数字はどうみるのか。。。今後は、景気と共に上昇する可能性は大です。
やはり意識的に花に対する思い入れ、つまり花をギフトにしたり、飾ったりというのが多くなっているのでしょうね。いいことです!
それと、もう一つ面白い統計が。アメリカ人は、ものを買うとき、もちろん花もですが、クレジットカードやデビットカードを使って買い物をする比率が、47%とでました。現金で買う人は、37%。後は、チェックで買う人。
もう二人に一人の割合で、カード払いになっていますね。今後はますます増えていくことでしょう。オンラインのオーダーが増えると共に。
★ Ellie の6月のアレンジメント
【 父を想ってのアレンジメント 】
今年の父の日は、私にとってとてもあっけないものでした。お祝いしてあげたい父がもう天国に逝ったからです。今年の初めのことでした。
今月の花を想ったとき、最初は、真っ白なアレンジにしようかと思いました。でも、父のいろいろな場面を思い出すと、白だけでは物足りない感じがしてきて、ブルーを足し、そしてピンクを足し。。。
ブルーは、男性だから入れたいかな、と思いますが、ピンクはどうして?と聞かれると、うーん、父の優しさかな?と答えています。
いつまでも私のことを子供扱いして、心配ばかりしていた父。優しさの表現がへたで、私はうっとうしいと思ったこともありました。高校を卒業したら、即行で家を出て自分で何でもできるようになりたい、と思ったものでした。
しかし、私のわがままを結局はいつも聞いてくれて、留学したいと言えば、いろいろと口は出すけど、最後は必ず応援してくれました。この私のお花もそうです。このニュースレターも一番楽しみにしてくれた人だと思っています。
そんな父のことを想いながらアレンジしたら、あらー・・・きっちりかっちりの真面目な感じの??アレンジになったようです。
いつもきちんと整理整頓して、やるとなったら、きちっと事を運ばないと承知しない父でしたから、ふわっとしたアレンジはどうもあわないと私が感じたのでしょうね。先月の母の日用のアレンジとは違いますねぇ。
同じ血液型をもらったのに、どうも私は父の几帳面さは受け継がなかったように思います。
ブルーの花は、デルフィニウム。そして、もっと濃いブルーの丸っこい花は、マツモトといわれる小花です。かわいいでしょう?
ピンクの花は、スプレーローズ。1本の茎にたくさんの小さい薔薇が咲いています。とてもかわいくてきれいな色をしていますが、スプレーローズ自体は、あまり花持ちがよくありません。たぶん、1本の茎からお水をたくさん吸うから、供給が間に合わなくなるのでは?と思います。
だから、使うときの直前に買って、その場を楽しめればよいお花ということでしょう。
★ Ellieのつれづれ日記− 今月の思い出話
【 エネルギーいっぱいの生活・・・の巻 】
目を引く記事があったので、こんなマガジンを買いました。健康作りに関する若向きの本です。 "Women's Health" の5月号。
http://www.womenshealthmag.com/
今回は、その記事の一つ、 "All-day Energy!"のご紹介 = 「一日中エネルギー溢れる生活の仕方」と訳そうかな。
6月も終わりころだと、本格的な夏の始まりです。もう日本はすっかり真夏でしょうが、ここNYはこれからです。
ちょっと90F(華氏90度は、摂氏30℃くらい)になると、もう暑くてたまりません。夏ばてしたくないので、やはり健康管理はしっかりしておかないと。夏を元気に乗り切りたいですよね。
だから、『知って得する健康情報』をゲットしましたので、お教えしますね。
この"All-day Energy!" は、リズムメソッドに基づいています。このリズムメソッドと言うのは、1日のうちで、体の気力や調子がアップダウンしたりする体のリズム、ということで捉えています。
脳の中には生体的な時計があって、それが、一日24時間の体のすべてをコントロールしている。明るいときから暗いときに至るまで、体の反応のリズムを生み出しているということです。
つまりは、この生体的なリズムがホルモンのバランスや、気温の変化への適応能力、血圧そして、はっきりとものを考える力などを無意識のうちにコントロールしています。
このリズムメソッドを知っておいて、それにプラスして、その体のリズムにあわせた効果的な健康法や食事法を活用していくと、よりエネルギーに溢れた生活が送れるようになるといいます。
これはいいですねぇ。私は、体力的には中くらい?と思っていますが、疲れがたまるとやはり全然動けなくなり、果てには、気持ちがダウンしてネガティブになってしまうんです。
いつもは、前向き志向なのですが、ね。そこで、こういった、健康情報には耳ダンボになります!
一日中エネルギー溢れる体になったら、若返るし、いきいきするし、やりたいことはどんどんやれるしで、いいことではありませんか!
さて、そのリズムメソッドですが、5段階に分かれています。
- 1. 6:30AM 〜 7:00AM (寝起きの時間帯)
- 寝起きの30分は、本質的にボーっとしています。その後に、コルチゾルというホルモンが出始めて、頭がはっきりとし始めます。
- 2. 7:00AM 〜 12:00PM (朝の元気帯)
- 朝食後からランチまでの間が、一番脳の活動が活発になります。ドーパミンなどのホルモンもピークになりますから、元気いっぱいです。この時間帯は、重要事項や頭を使う仕事などをこなすのに適しています。単純作業やいつでも出来ることに時間を使うともったいないかも。
- 朝ごはんには、たんぱく質類を少しと穀物類(ごはんやパンなど)や果物を軽くとるとよいそうです。これで、血糖値が安定してきます。忙しかったら、せめてバナナとオレンジジュースでもOKでしょう。
- さて、ここで、甘いもの、つまりアメリカで言ったら、朝にドーナッツやシロップたっぷりのパンケーキなどを食べるとどうなるか。。。ハイシュガーの朝食は、すぐにエネルギーに変えてくれるから、元気になりそうだけど、後で急に疲れが感じられるようになるとのこと。そして、もっと甘いものが欲しくなるらしい。。。早い人では、30分後くらいにそうなるそうです。恐いねぇ。あーぁ、アメリカ版朝食大好きだけど、これから我慢しよう。。。
- それから、朝ごはんを抜くと、午前中は大丈夫でも、午後遅くに疲れを感じる人が多いそうです。
- 3. 12:00PM 〜 5:00PM (昼寝の時間帯)
- スペインでは、午後の昼寝を"シエスタ"と言いますが、これがいいみたい。午後は、どうも遺伝子的に人間の体に備わっているそうで、人間誰でもエネルギーレベルが低下します。2時間くらい続くこともあるらしい。そこで、ちょっとだけ昼寝、それも20分が最適らしいけど、仮眠するとその後でまた元気モリモリになるとか。そう、経験ありますよね。ちょっとの昼寝の後のすっきり感。生体的に言うと、20分以上の仮眠は、むしろだらけてしまうのだそう。
- ランチには、どういう栄養を取るといいのでしょうか? 軽めで、ローファット(低脂肪)におさえると、午後の疲れも軽減できるそうです。特に、アイロン(鉄分)豊富なものをぜひ加えましょう。女性にとっては、一番欠け易いミネラル成分ですが、これが足りないと午後3時頃、どうしてもデスクでいねむりしそうになるとか。。。うん、わかる、わかる。。。
- この"Women's Health" のランチの提案としては、ちょっと日本人的には取りづらいメニューかな。だって、「黒豆入りとチーズのブリートス= メキシコ料理」。鉄分豊富といえば、一番はレバーだけど、その他にもほうれん草とか小松菜とか、グリーンのものがグッド。そうじゃなければ、アイロン入りのサプリをゴクリっていうのもありかな??
- ここでのランチの量だけど、多すぎると午後にだらけてしまいます。しかし、少なすぎてもダメ。午後にエンジンがかからなくなり、疲れやすいとのこと。ここで、平均女性としては、500カロリーを目指すべし。そして、おやつに200カロリーくらいがお勧め。適度の穀物類とたんぱく質類と脂肪分の組み合わせが一番よろしいとのこと。
- 4. 5:00PM 〜 8:00PM (夕暮れ時の元気帯)
- 夕暮れ時には、また元気が戻ってきます。朝の時間帯の次くらいにエネルギーがでてきます。仕事で疲れた後は、簡単でもいいからできるだけストレッチしましょう。もし、PCに向かう時間が長かったら、ぜひに。なぜならば、何時間もPCに向かっていると、胸やお腹が縮こまっていて、肺が充分に機能しなくなるからです。どうしても、浅い呼吸になり、体に充分な酸素がいきわたらなくなります。つまり疲れが起こる。
- そこで、たった10分でもいいから、ウエストを動かしたり、手の上げ下げなどの簡単な運動をすると、すぐに酸素の循環がよくなり、その後の仕事の生産性があがります。確かに、これは言えてる。すっきりしますよね。
- 夕食にはどんな食べ物がいいのでしょう?よい睡眠をとるためには、軽くて栄養のある食事を心がけた方がいいです。重い夕食は、REMスリープ(深い眠りのこと)を妨げます。そして、お酒は? ここでは、グラスに1杯くらいとありますよ。。。その方がよい眠りが得られるとのこと。うーん、つらい人もいるかも。でも、言えてると思います。
- 5. 8:00PM 〜 6:30AM (変遷期の時間帯)
- ここは、ゆったりとする時間帯。ヨガのようなポーズの運動がとてもよい睡眠を促すとのこと。体や脚をじわじわと伸ばすポーズは、ストレスをとってくれて、よい眠りに誘ってくれます。また次の日に向けて、体が変わっていく時間ですから。今日の疲れは、今日のうちに、ですかね。
-
ここで、ベッドタイム・スナックが紹介されています。寝る1時間前に、糖分を含む軽いおやつみたいなものを食べると、脳の中のセロトニンという物質がでて、よく眠れるようになるとのこと。ここでは、ブルーベリーを上に乗せたシャーベット少しとバニラワッフル。。。うーん、これはどうも私は半信半疑だから、パスしようかな。
- しかし、一日中軽い食事のときは、ちょっとだけ糖分が入ったものをとっても大丈夫ですよ。実験しましたから。別に体重に差は生じません。
- さて、どうでしょうか。とても簡単に、はしょりながらご紹介したつもりですが、長くなりましたね。その時間ごとにエクササイズも紹介されていましたが、それは割愛です。なるべく体を動かすということで、トライしてみてください。
でも、疲れをとる即効性のある5つの秘訣は、ぜひご紹介しなくては。
1. |
運動は10分でOK。疲れをとってリフレッシュするためには、これ以上長くは必要なし。たった10分の軽い運動で、その後4時間はエネルギーをキープできるそうです。痩せるためには、有酸素運動を続けて20分とかあるけど、つまりは、疲れたかな?と思ったら、即ストレッチ。これがいいようですね。しかし、ヒントとしては、疲れを感じる前に、軽く動くこと、とあります! |
|
2. | 頭をはっきりさせるには、手のマッサージがベスト。5箇所の指と指の間を強くはさんで、もみもみもみ。そうすると、統計学をとっている学生の目がぱちくりしてきたそう。片手3分づつでOK。眠気防止かな? |
|
3. | 一番簡単で、安くて、即効性がある疲れをとる方法としては、お水を飲むこと。これ最高!疲れというのは、軽い脱水症状の現われだそうです。(これって、目からウロコ!)数滴のお水でさえも、効果があるというのだから、ちょくちょくお水を飲むのがやはりいいのですね。では、疲れたなと思ったら、ちょっとお水を飲むとすると、一日に1.5リットルは飲んだほうがいいとよく聞くから、そのくらいは簡単にとれるのではないかしら。 |
|
4. | 疲れ知らずの体には、3−4時間ごとに軽い食事をとるのがベスト。朝食べて、10時のおやつ、お昼、3時のおやつ、夕食、そしてベッドタイム1時間前と6回勧めています。しかし、要は、軽く食べること。つまり常に腹八分というわけですね。アメリカのおやつには、生のニンジンにピーナッツバターをつけて食べたり。。。そんな感じです。決して、ケーキやチョコではないですよー。誤解しないでね。 |
|
5. | 疲れたらコーヒーやお茶に頼りたいですが、そのとり方に注意!これらに含まれるタンニンの成分は、鉄分の吸収を妨げるそうです。この鉄分は体にとって大切なミネラルで、酸素を脳や体の筋肉に運ぶ役目をします。ですから、カフェインをとるなら、食事と一緒ではなく、食事と食事の間にとるのがベスト! |
以上が、"Women's Health" 2007年5月号に書いてあった、『エネルギーをずっとキープして元気いっぱい一日を過ごす方法』です。でも、この方法をきっちり守るなら、一日ではなく、一生元気でいられそうですね。
101歳まで長生きした祖父を思い出します。常に腹八分に軽い運動(ゲートボールでした)、アルコールなし、そしてストレスなしですから、最期まで元気でした!
私にもその血が流れているから、へたしたら、私もそれに近くなったりして。。。別にそこまで長生きしたいとは思わないから、適当なところでお迎えにきてね、と両親に頼みました!!
今回ご紹介したことは、私が実験済みですから、効果はばっちりですよ。心も体も軽快になった気がしています。長生きはともかくとして、まずは、今年の夏は、夏バテなしで過ごせたらいいですね!
★ 編集後記
なんか外がうるさいなー、と思ったら、どうも子供たちが夏休みになったようですね。今日はPTAかしら、なんて思っていたら、もうすっかり休みに入ったようです。
大学生は、ずっと前から夏休みだから、ちょっと感覚がずれました。3ヶ月近くもある夏休み。うちの子供たちは、しっかりバイトをするそうです。いいことだ!
いつも私のブログを応援してくださって、ありがとうございます。
引き続き、応援投票のクリックをどうぞよろしくお願いします。
新しくブックマークをお願いします。
↓
http://elliegrace.seesaa.net/
それでは、皆様、また来月まで、ごきげんよう。
皆さん、私にメールくださいね。励みになりますので。よろしく!
★ お知らせ
☆ 今月号のニュースレターはいかがでしたでしょうか。ご意見、ご感想、ご要望をお待ちしております。今後の発行の参考にさせていただきますので、ぜひお声を寄せてください。
☆ 12/19/03号からNYジャピオンにフラワースクールの広告を載せ始めました。現在は、毎月の第2と第4週目のNYジャピオンに広告掲載しています。
☆ 2003年の6月にEllieのアレンジメント教室、Ellie’s New York Floral Designを開校しました。月に1回の「季節の花」を活けるクラスも新設しました。初心者からプロになりたい方まで指導する教室です。現在は、マンハッタンの新スペースにて、金曜の午前と午後クラス、木曜の夜クラスも併せて開校しました。ご興味のある方は、こちらからどうぞ。
《発行人》Ellie Grace Toda
《発行元》Ellie's New York, Inc.
《ホームページ》 http://www.elliesny.com
《お教室のブログ》 http://elliesny.exblog.jp
《エリーのブログ》 http://elliegrace.seesaa.net
《お問い合わせ》 elliesny@gmail.com
ご意見、ご感想はこちらにお寄せください。
当ニュースレターの無断転載、無断複製はご遠慮ください。
どうぞお友達にご紹介ください。
Copyright(C) 2007 Ellie's New York Inc., All Rights Reserved
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
Ellie Grace Toda
Ellie's New York Floral Design
www.elliesny.com/flowerschool
flower@elliesny.com
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆