★ ごあいさつ
急に近所の子供たちが騒がしくなったな、と思ったら、もう夏休みに突入していました。確か、去年もそう思ったなと思い出しました。
つい2週間くらい前は、うだるような暑さで参ってしまい、あれがまさか続くなんてことはないよね、と内心は少し恐怖だったのですが、今は、とてもNYらしい夏が続いています。気温25度前後が一番夏らしいと言う感じですね。
★ 今月のお花つれづれ
【 マーサ・スチュアートのアレンジメント 】
この4月から、新しいブランドとして、1−800−Flowers.comとマーサ・スチュアートが提携して、アレンジメントを売り出し始めました。
この1−800−Flowers.comというのは、全米で一番大きい花のオンラインオーダーで有名な花屋です。
そこの花は、今まであまり洗練されていなくて、普通の人が普通に花を贈ろうと思ったらのぞいて見るサイト、という感じの構成です。
ですから、ちょっとお花にこだわる人にとっては、今ひとつ何かが欠けているといった印象を与えていたと思います。
ところが、そこがマーサと手を組んで、新しいブランドを打ち立てて、「カジュアル・エレガント」なアレンジメントを提供し始めました。
マーサ・スチュアートは、アメリカのカリスマ主婦と言われる人で、毎日の特別番組と毎月の雑誌の発行で、暮らしの中の全てを扱ってよい情報を与え、アメリカでは大人気の女性です。以前、インサイダー取引で捕まったりしてもなんのその。その後の活躍も目覚しいもので、クッキングや花も超お得意。
そのサイトは、1−800−Flowers.comの中の、
"MARTHA STEWART FOR 1-800-FLOWERS.COM"
という中にあります。
そのサイトでは、マーサの名前を効果的に使って、マーサの大好きな花、アジサイ、ゆり、しゃくやく、バラや蘭などを特にアレンジに持ち入り、また彼女のお気に入りの花器も取り入れています。
なるほど、マーサの得意とする「カジュアル・エレガント」さが、そのページに出ていて、これは今後人気になりそうですね。今からのアメリカのアレンジメント業界をリードするのではないかしら、と感じました。
何を選んだらよいか分からない人にとっては、とても選びやすいページ校正で、また写真もサイトもとてもきれいだし、これはこれからのアメリカのアレンジメントのスタンダードとなるような雰囲気を持っていると見ました。
ご参考にどうぞ見てください。→ こちらから
★ Ellie の6月のアレンジメント
【 フラワーアレンジメントで投げ入れ第2弾 】
先月もご紹介しましたが、「投げ入れ」という生け花のテクニックがあります。それが今では世界でのアレンジメントのテクニックになっていて、"Nageire" と言います。
これは、花瓶の口のところで枝ものを交差させて土台を作り、そこに他の花や葉っぱ類をひっかけたり、支えあったりさせながら形を作っていくものです。
エリーズ・ニューヨーク・フローラル・デザインの新しいカリキュラムの一つとして登場させました。
この手法に慣れると、オアシスフローラルフォーム(吸水性のアレンジ用のスポンジ)を使わないで済むので、扱いが楽に感じます。また、お水を足すときも、スポンジを濡らすのではなく、たっぷりと花瓶に水を入れてあげられるので、花も長持ちする傾向にあります。
今回の花は、アロニアという小花のついた細い枝ものとシッスルという紫のあざみの束を組み合わせて土台にして、その間に紫のバラや蘭、そして、グリーンのアンスリウムなどを挿していってアレンジしたものです。
夏になり、とても暑くなっているときには、こういった手法の方が花が喜ぶと思ったので、今月もまたご紹介しました。
★ Ellieのつれづれ日記− 今月の思い出話
【 お花とサム・・・の巻 】
今回は、私のブログ「フラワーアレンジメント元気通信、NYより!」に投稿しようと思って書き溜めておいた記事からの抜粋です。サムのことをご紹介したかったので、そこでちょっと日記風ですが、お付き合いください。。。
毎週水曜日は、私のフラワースクールのための仕入れの日。NJ州のパラムス市にある花問屋に通い始めて早10年。いや、その前は、私のフラワーアレンジメントの先生のアシスタントをしていたから、そこからとするともっとです。
先日、花問屋についたら、私のいつもの担当のサムがいません。
最近具合が悪いようで、聞いたら甲状腺の手術をしたそうです。
この前も休んでいたし、心配です。
担当してくれているサムにお花のオーダーをしておくと、ほとんどの場合、きちんとオーダー通りに花を取り揃えていてくれます。忙しいときや、どうしても特別のお花が必要なときには、大変助かっています。
去年だったかな、カレは激やせしました。それも短期間に。直接サムに聞いたらなぜか悪いような気がして、というか、聞くに聞けなくて心配ばかりしていました。
すごーく急激にやせちゃって、あれほどたぷたぷしていたお腹が(失礼!)すっかりしぼんじゃって、そして、ズボンもゆるゆるになって、本当にどうしたのか、と心配でした。あれよ、あれよと言う間に激やせです。毎週会うたびに、驚くほど細くなっているし、顔色もあまりよくありません。
でも、仕事はふらつきながらも頑張っている様子でしたが、そのうち落ち着いたようだったのです。
ところが、またです。結局は治っていなかったということ。
すごいヘビースモーカーですから、それもいけないそうです。
思い切って、この前聞きました。
「サム、どうしたの?大丈夫?」
サムは、ちっとも暗い顔をしなくて甲状腺と肝臓が悪いと言いました。
近くにいたピーターという口の悪い仲間は、「サムはたくさん食べないからスリムになったんだよ。」と、冗談めかして言います。
サムは、別に顔色も変えません。
サムとはもう10年以上ものおつきあいですが、
サムが今までいなかったことはありませんでした。本当にお世話になっていますから、サムがいないと心配だし寂しいです。私も調子が出ません。
サムの代わりにオーナーのレナードが仕入れを手伝ってくれました。
この人、すごいおじいちゃん。ちょっと腰がまがっているけど、しょっちゅう問屋内でうろうろと(失礼!)仕事しています。
優しい人。
サムの代わりに、サムのコンピューターを使って仕事して、手伝っているのでしょう。
毎週火曜日とか水曜の朝に、『エリー、何か必要な花はあるか?あれば揃えるから言ってくれ。』と電話がかかってきます。なかなか細やかな人ですね。サムからは滅多にそんな電話なかったけど。
こんなおじいちゃんが社長だから、この問屋さん、皆さんとても仲がよさそうです。
サムの代わりにみんな何かと助けてくれるし。家族経営の花問屋で、息子たち2人もまた一緒になって働き、今ではほとんど切り盛りしているのかな。でも、オーナーのこのおじいちゃんのレナードが一番頼りがいがあって、しっかりしてそうな雰囲気です。
聞くともうすぐサムは戻るだろうとのこと。
本当に治って戻ってきてほしいです。手術の前には、サムはバケーションをとって、自分の90歳になる父親に会いに行ったと話していました。息子より元気だったりして。
私の花合わせを手伝ってくれるサム。私のフラワーアレンジメントの後ろ盾になっている人。具合が悪そうでも、きちっと仕事をしていたサム。
私のフラワースクールは、7月から8月にかけてお休みです。秋学期が始まるころには、元気に戻ってきてるかな、そうであってほしいな、と期待しているところです。
★ 編集後記
フラワースクールは、夏休みに入り、秋からのレッスンのスタートは、8月の第3週目からです。
レッスンがなくて寂しいでしょうが。。。またお花が持つようになる秋まで待っていてくださいね!
それでは、皆様、また来月までごきげんよう。
皆さん、私にメールくださいね。励みになりますので。よろしく!
★ お知らせ
☆ 今月号のニュースレターはいかがでしたでしょうか。ご意見、ご感想、ご要望をお待ちしております。今後の発行の参考にさせていただきますので、ぜひお声を寄せてください。
☆ 12/19/03号からNYジャピオンにフラワースクールの広告を載せ始めました。現在は、毎月の第2と第4週目のNYジャピオンに広告掲載しています。
☆ 2003年の6月にEllieのアレンジメント教室、Ellie’s New York Floral Designを開校しました。月に1回の「季節の花」を活けるクラスも新設しました。初心者からプロになりたい方まで指導する教室です。現在は、マンハッタンの新スペースにて、金曜の午前クラス、木曜の夜クラスも併せて開校しました。
《発行人》 Ellie Grace
《発行元》 Ellie's New York, Inc.
《ホームページ》 ニューヨークのフラワーアレンジメント教室
《お教室のブログ》 フラワーアレンジメント教室日記 in New York
《エリーのブログ》 フラワーアレンジメント元気通信!NYより
《花の基礎知識》 「花に癒され、ハッピー・フラワーアレンジメント!」
《英語のHP》 Flower arrangements by Ellie Grace in New York
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